時計とか

なんか最近ものごとを否定してばかりのような気がするが...まあそれはいいとして、時計の歴史を調べてみた。

大昔は昔は時間を計る手段がなかった。けれども夜は来るので、日時計を作って時間を分割し、行動の指針としていた訳だ。それから1300年代に機械時計が製作され、ガリレオがリレーの振り子時計や、フックやホイヘンスの科学者の手から、時計専門の技術者であるジョージグラハム、ルイ・ペルレー、ブルゲーらの手で進歩してきた。

そうして機械式の腕時計は発展してきたが、実際には19世紀に作り出されたクオーツの技術によって全て追い抜かれてしまった。1000万円するブルゲーの時計も、300円のクオーツ時計の精度にはかなわない。

理由は簡単。ペルレーの永遠の時計(自動巻き時計)や、ブルゲーのツールビヨンも、別に時計の正確さを上げるために技術を改良していた訳ではなかったから。ツールビヨンで目指していたものは、腕の角度が変わっても中の歯車の正確性が変わらない事。

クオーツ時計は水晶に電圧をかけることによって、一定時間ごとに(一定周波数で)電圧が発生する仕組みを利用したもので、小型化つまり実用化には長野県の諏訪精工舎が成功した。

つーことで、日本人はむしろクオーツの方に誇りを持つべきなんじゃないの?
ロレックスはあくまでも貴族に気に入られたから良いのではなくて、正確な時間を計る技術を売る会社として有名になったんだし。古い時計に正確さという意味では何の意味もない。まぁ、ブランドを否定する気はないんだけどね。とはいえ、歴史意外にはなんの意味もないブランドなんて、所詮落ちてゆくのみでしょう。