ブラシーボ

例えば、企業が新しい薬を開発した時に、その薬に効果があるかどうか確かめたい場合があったとする。もちろん動物実験等が必要なことは当然なことはいうまでもない。で、人間に実験する場合、砂糖（蔗糖という）を与えるグループと、新薬を与えるグループを分けて与え、その両方のグループでの効果の差が統計学的に有意であった場合、新薬の効果を認めるということをする。もちろん、砂糖の薬の方が効果がある場合も存在する。その薬をブラシーボ、ブラセボー、プラシーボなどといい、その、ニセ薬で病気が治る効果をブラシーボ効果、プラシーボ効果という。

ちなみに、昔精神薬の認可には上記の実験がなかったため、効かないアルツハイマー（いわゆるボケ）病のお薬が認可され、病院で使われ問題になったことがある。