ピグマリオン

アメリカでローゼンタールという有名な心理学者が、知能テストで同程度の点数を取った人を集め、あるグループは「お前は出来る人だ」といい、あるグループは「お前はやっぱり出来ないやつだな」といい、まったく同じ教育を行った。その後テストをしたところ、「お前は出来る人だ」といって教育したグループの方が、はるかに成績の伸びが良かったという効果が出た。期待することによって人の能力は確実に期待されない人よりも伸長するという効果がある。これをピグマリオン効果という。